「グルジア民俗舞踊団員ホストファミリー記」
私達が受け入れた団員は笛と三弦楽器の演奏者で25才の独身男性でした。
彼は日本語に興味があるようでウェルカムパーティー後、家に帰ると突然日本語が出るのでビックリ。その夜からホームスティ中、毎晩日本語を勉強し、ノートにメモしていました。日本語を知ろうとする意欲は旺盛で理解が早く驚きました。堪能な英語と覚えた日本語、私達のカタコト英語での会話の中で故郷の事を話し、楽器を演奏して聞かせてくれました。時折、故郷を想ってか寂しそうな表情をすることもあり、その姿がとてもおかしくて笑ってしまいましたが、可愛くも思いました。19日のフリータイムは一日中雨、彼は午前中寝て、午後は友達への土産を求めて買い物に行き、箸を20膳買っていました。箸を使うのは好きで、和食、特に寿司は好物のようです。滞在中そのまんま自然体で楽しく過ごしました。彼は気だての優しい笑顔が素敵な好青年でした。27日、サヨナラパーティー後、関空に見送り、別れ際彼が
発した最後の日本語はジェスチャーを交えて「冷たい涙」と言った事。笑ってしまいました。
楽しい思い出を残し、お互いに別れを惜しむ中、無事に帰国の途につきました。
高橋
「初めてのホストファミリーを終えて」
最初、グルジアがどこにあるのか、何語を使っているのか、どんなものを食べるのか、何も知らず期待と不安で一杯でした。
家に来た子は20才の男の子でダンサーでした。初日は疲れていたのかシャワーも浴びずに寝てしまい、チョッとがっかり。グルジア語は事前に会話集をもらっていましたが全然わからず、英語が話せるようなので少し安心しました。
次の日は朝から雨だったので外出をあきらめ、他のホストファミリーと連絡をとって3家族合同で集まりました。乾杯が好きでワインをこよなく愛すとは聞いていましたが、朝からビールを飲むのも普通でびっくりしました。「グルジアとあなたの国に!」「あなたの家族と私の家族に」と何度も乾杯し、そのたびにワインを飲み干すのを見て再びびっくり!!
アコーディオン奏者の人がピアノを弾いてくれたのですが、中にはもの悲しい曲もあり、写真で見た美しいグルジアの風景と共にロシアの圧政に苦しんだ人々の姿も浮かんできました。即興で日本の曲も弾いてくれて、私たちは大きな声で歌いました。もう1人のダンサーがステップを教えてくれてうちの子も一緒に踊りました。大いに飲み、歌い、踊り、とても楽しい時を過ごしました。
次の日はラブリーホールでの公演でした。男の人の踊りはたくましく力強く、女の人の踊りは優しく包み込むような踊りでした。剣と剣がぶつかり合った時、火花が散ってとても激しい踊りもあり、感動しました。グルジアの人は自分の国とダンスに誇りを持っているのだと感じました。
初めは何もわからなかったけど、他のホストファミリーの方々や事務局、ボランティアの方々のお蔭で、とても楽しく良い経験をさせて頂きました。有難うございました。そしてお疲れ様でした。
(P.S 一人ひとりの行動や食事の履歴のリストはとても参考になり、良かったです。)
加藤 初恵



