インドの東南に浮かぶ“光り輝く島=スリランカ”。
紅茶と宝石で有名な国から来日して30年のメリーさんが「アーユボーワン」とシンハル語で「こんにちは」の挨拶をされ、家族・友人・社会のことを熱く語って下さいました。
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2008年1月19日
「他の国に行って初めて自分の国の良さがわかるのは誰もが経験して思うことです。人々の優しさ・思いやり・よく気がつくところは日本人の良い点ですが、嫌な点を指摘すれば大人の礼儀が悪いことです。子どもに甘いこと、テレビでお年寄りの行いを笑ったりするのは良くないことで、若い人にも悪い影響を与えます。親はお年寄りには大事に接し、子どもには家でお手伝いをさせて、社会に出れば道徳心を育ててほしいのです。
また、教科書や文房具、電化製品に至るまで物を大事にしないのも結果的にはゴミが増える原因になってしまい、感心しません。スリランカの小学生は自分の教科書を大事に扱い、次の学年へと順に回して使います。
勿論、スリランカにも嫌な部分があります。それはカースト。職業で差別するのです。ただ、「色」では差別しません。皮膚の下に流れる赤い血は皆、同じなのに、日本は「色」で差別します。人から指を差される気持ちがどれほど辛いものか、わかりますか?それでなくても祖国から1人離れて暮らすことは寂しいものです。皆さん、温かい心で声をかけてください。
私は日本が大好きです。日本には人・物・食べ物・建物など良いところがたくさんあるのにそれらのものをどうして大切にしないのか、残念に思います。

私には家族の他に大切にしている人たちがいます。それは主人が仕事で不在中、突然届いた息子の交通事故の知らせに気が動転していたとき、私よりも真っ先に警察へ向かい、病院の手配をしてくれた友人夫婦です。まだ言葉もわからない自分を家族のように世話をしてくれた友人夫婦は私にとって一生離したくない宝以上の宝物なのです。」
友人のことを語るメリーさんの流す涙がきらりと光って見えました。あたかもスリランカの宝石のように。



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